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1998年/トライスター・ピクチャーズ
監督 チャック・ラッセル
出演 ケヴィン・ディロン
ジョウニ―・スミス
ドノヴァン・リーチほか
【あらすじ】
チアリーダーのメグ(S・スミス)とアメフト部のポール(D・リーチ)が初めてデートに向かう途中で、飛び出してきたホームレスの老人はねてしまう。その老人は、墜落した隕石から飛び出してきたブヨブヨした物体を手につけていた・・・
【感想】
「サザエさんシンドローム」から立ち直れない皆さま、どーもどーもー(´・ω・`)
そんな「今夜」にしがみついて眠れない、アナタへ送る、今日紹介する映画は。。。。コレ!!
【特徴 その①】
人食いアメーバ、アメリカンな田舎街を襲撃す
今日ご紹介致しますのは、あのステーブ・マックイーンとも一戦を交えたことのある?小学生のバイブル的駄菓子ねるねるねるねが人類に反旗を翻したと言っても過言ではない【ブロブ/宇宙からの不明物体】(大体宇宙から飛んできたモノは不明笑)
オリジナルは先に言った【マックイーンの絶対の危機】のリメイク作で、1988年公開。いや~この80年代ってのは本当に色々な意味で「豊作」の年だったんだなぁ~と80年代に恋心を抱くゆとり世代・・・w
・・・OPでアメフトの試合中に優等生っぽい青年が学校のマドンナ的美女に猛烈アタック。おいアタックするやり方を間違えとるぞ!笑
同時刻、近くの森の中ではロンゲのバイカ―が橋から橋へアクセル全開で飛ぶ準備。試合の歓声がバイカ―の耳にも聞こえ出す。そうかそうか。コヤツはきっとそのロンゲが原因で試合から降ろされ自暴自棄になりその身を崖から投げ出そうとしているのか・・・・と勝手な妄想が膨らむ。
その夜、空から謎の飛行物体が落下。ここでお約束。宇宙からの落下物を見に行った者で生きて帰ってきたものは大体いない。案の定、今回もさっそく一人目の被害者が。。。。
ここでようやく登場人食いアメーバ。コイツの造形がとにかく素晴らしく、ジェル状の見た目はどうみても「人工物」なのに、時に天井にへばり付き、時に触手のようなもので獲物を捕らえる、「遊星からの物体X」にも似たアメーバの「生物」としての躍動感溢れる動きに特撮ファンの私思わず嬉し脱糞しかけてしまった。
そしてアメーバに取り込まれてしまう被害者たちも。。。。グロイ。なかなかグロッキーである。
排水溝にカラダごと「吸引」されてしまう料理人ほか、アメーバに半分カラダを食われたり腕がもぎ取れたり(もぎもぎフルーツへのオマージュか?)コラーゲンみたくブヨンブヨンに溶ける特撮技術も非常に高くグロ好きなら楽しめる。
【特徴 その②】
これぞ「フェア」?女・子どもにも容赦は無用
グロッキーなのは映像だけではない。本作を語る上でさらに特筆すべきは、重要そうな人物(重要とは言っていない笑)が意外にもあっさり死んでしまう意外にも先の読めない展開である。
ネタバレになるので詳しくは書けないが、「え、お前先に死ぬ!?」と言った、主役っぽいキャストが序盤で死んでしまったり、中には「これから助けに行くフリ」まで見せといて死んだかどうかも判別しにくい死に方をする強者がいたり。。逆に「・・・いやアンタは死なんのかい!!笑」と最後までしぶとく生き残る者もいたり、アメーバの意外な「正体」にも驚かされた。
・・・映画館で壮大にネタバレをするカップルが死んでくれた時は何故か心がスカッとした笑
また意外なのが本来映画ではタブーとされている「子役の死」である。まあ別にこんな映画にモラルも野グソもあったものではないが、女子どもにも容赦しないクリーチャーものは実は貴重だったりもする。
そういう意味ではあの意外な展開と先の読めないラストで功を奏した【フィースト】に近い面白さが本作にもあると言っていい。
(ランボー?)
・・・まあ私が一番驚かされたのは無論恋人を乗り換えるヒロインの早さとクレジットにフランク・ダラボンの名があったことだったが笑
徐々に成長していく人食いアメーバがいよいよ街全体をも飲み込もうとする後半戦も非常に見応えがある。クリーチャーファンには是非ともおヌヌめしたい1本かもしれない。
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