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2015年/ユニバーサル
監督 M・ナイト・シャマラン
出演 オリビア・デヨング
エド・オクセンボールド
どーもどーもー(´・ω・`)
最近忙しくてすっかりご無サターンになってしまいましたが。。。。
今日紹介する映画はコレ!
【あらすじ】
休暇を過ごすため田舎にある母方の祖父母の家を訪れた姉弟は、優しく穏やかな二人に歓迎されるが、三つの奇妙な約束を伝えられる。楽しい時間を過ごす、好きなものは遠慮なく食べる、そして夜9時半以降は部屋から出てはいけないという内容だった。しかし、夜に変な気配を察知し起きてしまった姉弟は、恐怖のあまり約束を破ってドアを開けてしまい……。
【感想】
本日ご紹介致しまする映画は!?
「期待されすぎた」ホラー界のホープ、一世一代の大ばくち!?
M・ナイト・シャマランが観客に仕掛ける究極の挑戦状とは!?
【ヴィジット】!!
自身の最大ヒット作【シックス・センス】以来「どんでん返し」のレッテルを貼られてしまった悲劇監督Mナイトシャマラン。「衝撃のラスト」「アッと言わせる展開」を次回作に求められ、いつしか観客の期待に押しつぶされそうな日々・・・
彼は悟った。
「皆の期待に応えなければ・・・・!!」
そうして【サイン】で当時史上最高額の契約でメルギブソンを宇宙人とキャットファイトさせ、【ヴィレッジ】でエイドリアンブロディをただの変態野郎に仕立て上げ、【ハプニング】をただの異常気象で済ませ・・・とうとうそんなプレッシャーに嫌気がさしたのか【エアベンダー】で大胆不敵にイメージ払拭を図るも見事に失敗・・・・。
人々は言った。
「もうこの人はダメだわあはははは(笑)」
この時、ついに彼の堪忍袋の緒が切れた。。。。。。
「見てろよぉ・・・・!お前ら絶対!!ぜーったいアッと驚かせてやるからなああああ!!!」
そうして作られたのが本作、【ヴィジット】なのである!!
と、考えるとだいぶマシに観れます(笑)
【特徴 その①】
アナタは「既に」騙されている?
はい今回は久々の更新となってしまいました♪お相手はワタクシえだまめがお送り致します・・・(ラジオDJ風)
えーっと詳しいストーリーの方はですね、ヤッホー映画などほかのサイトにでも飛んで頂いて、今日は割愛させて頂きますが―――――――(おいおい笑)
まずこの映画のCMを見たことがある人、シャマランさんが満面の笑みで「アナタはすでに騙されている!!」なんて自信満々に我々におっしゃっていますが。。。。
そのセリフ。全く間違っておりません。
どこかのレビューサイトで「そんな要素全くなかった」等言っている方がいらっしゃいますが、そんなことはありませんよ。いやそのように言っている方も絶対に分かっているはず。本作は紛れもない「どんでん返し」映画として作りこまれ、よってシャマラン的には大勝利と言ったところでしょうか。
では「それ」は一体なにか?今日はもう言っちゃましょう!!
大丈夫です。コレを言っても決して作品の「質」が落ちるようなことはありません。いやむしろ「コレ」は知っておいたほうが気になってこれから本作を観ようか迷っている方の労災行を防ぐ「保険」の役割を果たすからです。
ズバリ本作は
「ホラー」映画と見せかけといての、実は「コメディ」映画
だったのであります!
どうです?この「どんでん返し」は流石に誰も思いもつかないでしょう!
そうですねー、比率で言ったら大体ホラーが3に対してコメディが7と言ったところでしょうか!
ゆえに劇場内ではホラー映画なのに終始笑い声が響くなんとも異常な事態に・・・。
はい皆さん。今のこの話を聞いて
それでも「まだ観たい」と思った人。その方のみ
劇場鑑賞することをおススメします笑
【特徴 その②】
この「どんでん返し」を許せるか、許せないか。。。。評価を下すのはアナタ次第?
これがあの「どんでん返しの帝王」の、脳みそを絞りに絞り、導き出した究極の「答え」であり、我々への究極の「挑戦状」と言えるでしょう。
そう、彼は映画の「ジャンル」そのものを「騙す」という、これまでありそうでなかった、そしてかなり「実験的」な大ばくちに打って出たのであります。
と言っても最近【キャビン】という映画で既に似たようなことはやってはいるのですが、ここまで内容を「ガラリ」と変えてくるホラー映画は未だかつて私は観たことがありません。(はじめからそれを匂わせる映画は別として)
そしてその現実を突きつけられた我々観客が、果たしてその「どんでん返し」を映画として受け入れられるのか、はたまた受け入れられないのか。
ちなみに私は全くもって受け入れられませんでした笑
先にも言った本作はかなり「実験的」な映画で、その実験はおそらく成功していると言えるでしょう。しかし実験が成功しているからと言って、では映画として「面白いのか」と聞かれた場合、私ははっきりと「NO!」と答えます。
理由はカンタンです。我々はシャマランの撮った「ホラー」映画が見たかったから。「コメディ」映画を見に来たワケじゃあないんですよ!笑
私の「場合」それが許せなかったので、どうしても「悪い意味で裏切られた」という印象を持たざるおえません。実際一緒に観に行った友人と上映終了後駅につくまでほぼ無言でしたからね笑
ただこれは私の「場合」であって、他に観た全ての人に当てはまるわけではありません。故にレビューサイトでも高評価低評価入り乱れる状態となっており、かなーり好き嫌いが別れる映画と言えます。
【特徴 その③】
まあ全くもってホラー要素がない・・・というわけでもない
先にも言った、大体3割くらいはホラーやってます、シャマラン監督笑
今作ではあの「パラノーマル」などのスタッフと初タッグをしたようで、全編流行のPOV方式になっていて主観的怖さはまずまずの出来、1週間だけ「VISIT(滞在)」することになった祖父母の家で襲い掛かる不可思議な「現象」、出るぞ出るぞ・・・と思わせといて気を緩んだスキをついてくる演出は、さすがホラー界出身のシャマランの腕が光っています。非常に演出が上手い。
ただ今回「リング」などの「ジャパニーズホラー」に影響を受けたというホラー演出は、正直言って日本人にはだいぶ見慣れたもので、アッチのお国柄の人には受けても日本人にはそこまで「コワイ」という印象は受けないかもしれません。まあこれは完全に人によりけりですが笑
またシャマラン程の腕のある人なら、別にPOVなんかに頼らなくたって・・・・いやむしろPOVなんかにしないほうがもっと重厚で重みのある作品になったのでないか。POVにすることでちょっと安っぽさが出てしまっているようにも見えてしまいました。。。
本作の製作費は彼の作品の中でもズバ抜けて安く、POV方式の撮影方法や無名の役者だけで揃えたのが功をそうしたのか、アメリカではまずまずの売り上げを飛ばしているらしいです。
そして言い忘れましたが、もちろんストーリー上の「謎」も最後にちゃーんとオチが用意されていますのでご安心を。
コチラの方は言ってしまうと楽しさが半減してしまいますので言えませんが、こちらの「オチ」もだいぶ「盲点」をついてきたと言うか、「ああ~、そうか。確かにそうだよな~」という妙に納得してしまうオチなので、シャマラン作品の中では、パンチ力こそ他と比べて弱いものの、それを知った瞬間にまた観方がガラリと変わっていくので、気になる方は前述した「コメディ映画」ということを大前提にして鑑賞してみてくださいw
以上、えだまめの最新映画レビューでした~(´ω`*)
昨日、期待して劇場に向かい、ガッカリしながら帰ってきました。
返信削除全方向に空想を広げさせてくれる見せ方は流石だと思いましたが、その着地点が中途半端で「どうしてそんなところに降りちゃったの?」と不満でした。
でもシャマランのファンには絶賛している人もいるようなので、波長の合う、合わないが私には合わなかっただけなのかもしれません。
お久しぶりです!!
返信削除大ヒット作「シックスセンス」も個人的にあまり納得いかない映画だったのでこの監督さんはあまり好きになれませんが…(^_^;) ヴィレッジは好きですよ、あまりに急なネタばらしが印象的でした。
ただ、シックスセンスにしかりヴィレッジにしかり、観終わった後にシャマランのドヤ顔が頭に浮かんでどうも鼻につくんですよね〜(笑)
ホラー映画で最近気になってるのは「グッドナイト・マミー」ってやつです。予告編見る限りでは音でビビらせてる感が否めないですが…