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2014年/コロンビア
2014年/コロンビア
監督 アントワーン・フークワ
出演 デンゼル・ワシントン
どもどもー
今日紹介する映画はコレ!
【あらすじ】
ホームセンターに勤務するマッコール(デンゼル・ワシントン)は、かつてCIAで名をはせた工作員であったが引退し、ひっそりと生活していた。ある夜、少女の娼婦(しょうふ)、テリー(クロエ・グレース・モレッツ)がロシアンマフィアにひどい扱いを受けているのを知ったことから、マッコールは自分にしかできない仕事をすることを決意。それは、警察が手出しできない不正を瞬く間に解決へと導くことだった。
【感想】
今日ご紹介致しまする映画は!!
ごくごく「普通」の生活を送るおやっさんが行きつけの店で出会ったある一人の娼婦をひょんなことから「人助け」した結果、ロシアを裏で牛耳るとんでもねぇ相手を敵に回しちゃったからさあ大変・・・!!!とおもいきやそのおっさんがそれを上回るとんでもねぇヤツだった!?ってもうこりゃあどっちがエライ敵を回しちゃったのかわかんなくなっちゃった!?
「人類史上最強」のホームセンター店員MOVIE!!
【イコライザー】!!!
あのクロエモレッツ(通称Clorets笑)が娼婦の役をやるっつーことで一時ハリウッドに激震が起こった映画でございますが
今回モチロンそれが目当てで(なんか聞こえが悪い笑)観たのですが、いやーしかしあれですね。
私デンゼル・ワシントン主演映画ってあんまり見たことないからこれは完全な個人的偏見なのですがwこの人って、なんかどこかいつも重たい、重鎮みたいな役柄が多いと言うか、真顔がコワイ(笑)と言いましょうか、軽いノリの映画にも出てるのでしょうけどなんかこの人の出る映画はいつも内容が重たい、「地味」みたいな勝手なイメージが湧いちゃって・・・濃厚なサスペンスとかヒューマンものに出てるイメージが強い俳優さんでして
で今回もなんだか元殺し屋みたいな男が愛の為に正義の為に悪党に天誅をお見舞いする!!っちゅー最近リーアムのおやっさんがよくやりまくってるいい意味でも悪い意味でも決して何か特別はみ出さない、ごくごく一定水準並のアクション映画かと思いあまり期待してなかったんですよ。
ところがどっこい!
実に本作は予想をはるか斜め上の銀河系に吹き飛ばすとんでもねぇ映画だったのでございます!
【特徴 その①】
最強無敵のその先へ―――は実在した(笑)
もうね、デンゼルのワシントンさん
強すぎます(笑)
とんでもねえくらいに強すぎます(笑)いやもう今まで見てきた歴代の猛者たちを入れても、あのセガールも半殺しくらいには出来るのではないか?(笑)セガール率いる「消耗品軍団」3人分くらいの強さはおそらくあるのではないだろうか?(例え下手か笑)
見た目はただの中肉ゲーハーオヤジだってのに正義の名のもとに倒すわボコすわ徹敵的に叩きのめすわ・・・こりゃあホームセンター版「ダークナイト」では(例え下手か×2笑)
でもそんなヤツまださがしゃあどこかにおるやもしれません。
ですが今回のデンゼルは銃器を一切持たない、それもそのはず。
↑(注:銃器じゃなくて店のドライバーです笑)
「だってオラ、ホームセンターの店員だも~ん」
でもね、そんな「借りぐらし」をするファイターたちだって、いざとなったら自宅の押し入れからとんでもねえ量の重火器を大量に隠し持っているわ古い友人という名の「アイテムBOX」にかつて使用していた武器なんか普通所持してるもんでしょ?だから今回もいつそんな「隠し要素」が出てくるんだと待っていたのよ!!
でもね、本作にはそのような武器は一切登場しません!それもそのはず
「だってオラ、ホームセンターの店員だも~ん」
しつこいようですが続けます(笑)
では彼の最大の「武器」は一体なんだ?と申しますと
0.000001秒という「一瞬」のスキに行う状況把握。
敵の配置場所、身の周りに武器に使えそうなアイテムの把握、行動ルート・・・それらを「秒速」で計算する常人では決してなしえない最強の能力。
まるでゲームのポーズ画面のように「時間」を止めることの出来るこの「ウェポン」を使い、ガラスのコップ、ワインのコルク、その他一般家庭にどこにでもあるようなモノを武器に変えてしまうイリュージョ二ストの才能を発揮!
さらに「ホームセンターの店員」という職権を乱用した殺人電動ノコギリ、悩殺ハンマー、絞殺トゲトゲハリガネ・・・などの職場で販売している商品をも殺人武器に変えてしまう驚きの利用方法!!
クライマックスのショッピングセンターでの死闘のシーンでは、火災用スプリンクラーが降り注ぐ中、暗闇の中から突如現れ電動ドライバー片手に悪党に最後の一ピンをお見舞いする・・・その姿すら壮絶カッコよく見えてしまうから驚きです(笑)
また状況把握能力は戦闘だけではなく、相手の次の「一手」を読む上でも効力を発揮し、毎回相手の「一歩先」「二歩先」の動きを予測しどんな状況に陥ろうとも常に相手の戦略の上を行く・・・・
早い話が絶対に負けない(笑)実に非の打ちどころが無さすぎる最強っぷり!が逆に見ていて清々しいと言うか、気持ちいいくらいなんですよね~
ただ宣伝文句になっている「19秒」という数字は特別関係がなく・・・というか時間はほとんどカンケーない(笑)
【特徴 その②】
「おまえガリって知ってっかぁ?出番こそ少ないもののけどないと困る、あれだよう。」
・・ってあれ、先ほどからデンゼルの話ばかりしてクロエの話が一切出てこない・・・・
そんなこと言ったってしょうがないじゃないか。
クロエほとんど出てこないんだもん(笑)
わたしゃあてっきり娼婦のクロエを「レオン」のマチルダのように形見離さず悪党から守り抜く話かと思いきや「タクシードライバー」のジョディ・フォスターのような役柄だったでござるの巻ですよ(笑)
今回クロエは残念ながら最初の最後にしか登場しません。ゆえにクロエファンには相当ガッカリさせられちゃったのではないでしょうか?
しかし、出番こそ少ないものの、デンゼルのワシントンさんが「チカラ」を解放する「きっかけ」を作った大変重要な役どころであり、決して死に役ではないことは言うまでもなく、
また私はクロエはデンゼルのワシントン主演、というお堅いイメージを払しょくする、非常にフレッシュな魅力を作品に与え、クロエを餌に(言い方笑)客足を増幅させる非常によい戦法に彼女を起用したのではないか、という制作人の思惑があったのではないか・・・
だがしかし、そんな前半のクロエの途中退場に「裏切られた」と感じた人も、後半には「うおおおおおデンゼルカッケえええええ!!!」とクロエたんからデンゼルたんに完全に移行していることでしょう。
本作は主人公の明白な過去が一切明かされず、最後まで「謎」を残したシークレット要素、また主人公サイドだけではなく、ケヴィン・スペイシー似の敵サイドの人間描写も描き、前半の「地盤固め」がしっかりと出来上がっているからこそ、後半からクライマックスにかけてのアクションに思わず目が離せなくなる、気づけば本作の魅力にどっぷり浸ってしまう・・・そんな魔力を秘めた1本です。
そして早くもシリーズを匂わせるようなED、異星人と戦った元合衆国大統領登場というサプライズには思わず驚きを隠せませんでしたが(笑)今後シリーズ化されるなら次回作にもきっと登場してくれるのでは?これが初のシリーズものになるか?デンゼルの今後の動向に注目です。
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