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2001年/MGM
監督 リドリー・スコット
出演 アンソニー・ホプキンス
ジュリアン・ムーア
ゲイリー・オールドマンほか
いやぁーいやぁーいやぁー(*´ω`*)(藤村D風)
今日紹介する映画はコレ!
【あらすじ】
あの惨劇から10年、レクター博士からクラリスに1通の手紙が届く。そこには“クラリス、いまも羊たちの悲鳴が聞こえるか教えたまえ”と記されていた……。
【感想】
はいはい先週からお送りしております、レクター先生の「食いしん坊万歳!」のコーナーがまたしてもやってきてしまいましたー。
本日は前作【羊たちの沈黙】からリアルにあヤバいよヤバいよ10年の歳月が流れ作られた、正統なる続編(注:羊たちの沈没ではありません)前作で念願の脱獄に成功した我らが食人のプロ、アンソニー・ホプキンス演じるレクター大先生がついに芸術の都、パリで「突撃‼隣の人が晩ごはん」開催!?(笑)
【ハンニバル】‼!
いやー前作ではあの我らが大先生、ハンニバル大先生がまさかの檻に入れられた猛獣状態で後半は若干ヒャッハーしてましたが(笑)それでも人肉大好きサイコパス野郎にしては少し抑え目&ご本人もあまりよく楽しんでおられなかったご様子で・・・
で、【羊たちの沈黙】から丸10年が経った2001年、ジョナサン・デミ監督から我らがSF界の「ゴッドファーザー」ことリドリーのおっちゃんへバトンタッチされたことが、結果的に大成功だったかは定かではございませんが、ただこれだけは言えます。
【特徴 その①】
「あは、今日の大先生、幸せそうだなぁ~(笑)」
ついに前作での「逃亡劇」により文字どり「沈黙」が破られたが如く、本作のレクター大先生はとにかく大はしゃぎだワァッショ――――イ‼!!!(笑)
芸術の都、パリで大腸をぶちまけるは若造のキャンタマを握りつぶすは仕舞には脳みその踊り食い(?)にも挑戦するという、人体の「旨み」を余すことなく、最高の状態で頂くというミシュランガイドも真っ青なまさに「美食家」の名に相応しい先生の食事をまじまじと閲覧することが今回ついに実現いたしました!!(笑)
いやーとにかくエグイ、エグイぞぉ~本作は(笑)(ちなみにR15指定)
もうOPから顔面凶器のゲイリー・オールドマン(笑)が出てきた時から薄々感じてはいたけどさ!
これでリドリー・スコットの性癖も少し垣間見れた気が致しますが、やはり監督が代わると世界観もぜーんぜん違いますなぁ~(´ω`*)
ただやはり10年という月日はとても残酷なものでございます。
おおおー‼!愛しのクラリスがすっかりオバはんに!?( ゚Д゚)(笑)
【特徴 その②】
主役交代はやっぱり・・・・辛い♡(;´∀`)
前回でもお話しましたが、「一発屋」になりたくないのか、はたまたキャラクターに固執したくないのか、前作でクラリスを演じたジョディ・フォスターさん、ここでも自分の流儀をしっかりと守るカタチで本作を降板、代わりに選ばれたのがある意味この顔から老けないのだから凄い(笑)ジュリアン・ムーア・・・
まーこの人の選択は決して間違ってはいないと思います。いやむしろこの人くらいしかあの「強い女」のイメージを引き継げる人はいないのではないでしょうか?
だがしかし、やはりどんなに頑張ってクラリスを演じようとも、彼女以外のキャストが続投してしまうとはやり見ていて「違和感」を覚えてしまうのは、こりゃあ仕方がないことでございますよね~
まあ自分は彼女があの後数回の顔面強打ののち今の顔になったと無理やり脳内変換致しましたがね?(相変わらず失礼な豆粒笑)
でもまーそれは仕方がないとしても!本作でクラリスと先生が面戸向かって対談するのが後半のみってのはちょっと残念だったかな~
前半は逃亡犯の先生を巡る生け捕り大作戦的な流れで、先生が逆に命を狙われるというこれまでにない展開が・・・(先生も何かと大変ですな笑)
あと大先生自体の描き方がねぇ~、また前作と全然違うんですよね~。
【特徴 その③】
今度の先生は「アンチヒーロー」?
前作ではクラリスに協力するも、その内にはクラリスを「食べちゃいたい」という欲求も垣間見れたり、決して彼女の「味方」ではなかった文字通り人を惑わす「悪魔」のような男だった先生でありますが
本作では、確かに先生の茶目っ気は前作を超えていますが、ですがご鑑賞された方ならぜひ考えてみて頂きたい。
先生が「殺めた」人間は、ある者は自らの「欲」の為、またある者は自らの「復讐」の為、そしてまたある者は・・・・
あれ、コイツなんかしたっけ?あーなんかウザかったからいいか(笑)
・・・とまあ見返してみると、その誰もが悪党であり、本作の先生は「悪」を食しクラリスを「助け」そしてか弱い子供には「優しい」という
「ヒーロー」的な描かれ方がされているのが前作と違う大きなポイントなのであります!
特にクラリスに至っては、もはや「食材」とも見れず「恋人」のようなカンケーになっとるではないか!!(笑)
そんな先生程のお方が、んな感情論で行動なさるとは私、思いもよらなかったのですが、今回はそんな先生の人間的な一面も垣間見れるのは、果たしていいのか悪いのか・・・
・・・・まあ何はともあれ
リオッタさん、お疲れっす‼(笑)
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