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2014年/アメリカ
監督 ウィリアム・ユーバンク
出演 ブレントン・スウェイツ
オリヴィア・クック
どもども~(´ω`*)
今日紹介する映画はコレ!!
【あらすじ】
マサチューセッツ工科大学で学ぶニック(ブレントン・スウェイツ)とジョナス(ボー・ナップ)は、校内のパソコンをハッキングするノーマッドを名乗るハッカーの正体と居場所を探ることに。彼らはニックの恋人ヘイリー(オリヴィア・クック)も連れ、ノーマッドがいると思われるネバダへ向かう。GPSを駆使して正確な居場所を割り出すが、そこで何者かにさらわれてしまう。目覚めたニックは、自分が何かに感染したために政府の研究施設に隔離されことを施設研究員の男(ローレンス・フィッシュバーン)に教えてもらうが……。
【感想】
本日ご紹介致しまする映画は!?
ある日PCをジャックされハッキング元を辿っていったらあらヤダ異星人に誘致(いや誘拐笑)され目が覚めると目の前にあの
【シグナル】!!
いやーこの映画はですねー、公開当時気持ち30%くらいの見たさで劇場に足を運ぼうか迷ったのですが気づいたらもう早くもレンタルされていたのでろくに映画も見ない友人に「これ、スッゲー面白いらしいよ!!」と無理やり割り勘で借りさせて(笑)見たみたのですが―――――――
なになに~監督のウィリアム・ユーバンクとかいう新人監督がなんでもここ最近小栗「旬」な人らしく、初監督作品で「デヴィット・リンチ、スタンリー・キューブリックの再来」なんて評されたらしい・・?
もーキューブリックの再来はC・ノーランだけで十分だよハハ(笑)とまあとにかく、そんな若干32歳ながらも才能を認められた(らしい?)ユーバンク監督の「シグナル」。ではでは、さっそく
いざ、実食!!
【特徴 その①】
気づけばそこはベッドの上でした!?
まず本作を観て第一に思った印象は
謎解き冒険バラエティか(笑)
もう何から何まで「なぞ」「謎」「ナゾ」「NAZO」のエレクトリカルパレードですよ!!
生まれつきなのか事故なのか両腕にハンディを持った主人公含む男女3人が見知らぬ人物からPCをハッキングされここぞとばかりにオタクっぷりを発揮し発信元を見つけ、そこへ向かってみると・・・・
みーるからに怪しげな小屋を発見!!そしてそこへ足を踏み入れて行ったその時、仲間の一人の悲鳴が外から聞こえ、急いで小屋を飛び出した途端
隔離施設のベッドの上だった。。。。
そして防護服を着た人にこう言われるのですね~
「キミはエナリアンにアブダクトされたのだ。」
そんなこと言ってもしょうがないじゃないかぁ~とは許してもらえず、そこから次々と飛び交う質問、謎の幼児英才教育セットのおもちゃのような謎解き、そして判明しない仲間の安否・・・・・
とにかくはじめは観ていて一体ナニガどうなってんの??とアタマを傾げるような展開の連続。
しかしだからと言ってすっ飛ばして観てたらまあ大変、私の友人のようにED後「だから結局何なん?何がどうなったん?」と不満不平をタラタラ口からゲロること間違いなしになってしまいます。
【特徴 その②】
散りばめられた謎
そこで少し考えてみましょうか。ネタバレになるので詳しくは言いませんが
・なぜ主人公たちは異星人に誘拐されたのか
・ローレンス扮する「謎の男」の目的とは?
・そもそもこの施設ナニ?
特にフィッシュバーン演じる「謎の男」なのですが・・・・
いやーフィッシュバーンさん。さすが今日も演技力が高いこと×2。視線のやり方から細かい動き方まで(防護服でぎこちないとはいえ笑)見事な身のこなし様。主人公演じる無名役者たちだけではB級、C級感漂う雰囲気が、フィッシュバーンが出てきた途端「シュッ」と雰囲気が引き締まると言いますか、明らかに本作の「質」を上げる上で非常に重要なキーパーソン的存在でありました。
で、そんな「謎の男」のセリフ「一言一言」に実は何かしらの「ヒント」が隠されていたり、物語の「伏線」となりうるカット、それ以外にも己の妄想力、想像力を膨らませみてください。本作はそういった「想像」を膨らませば膨らませるほど後半に行くにしたがって楽しめるような、そんな「推理しながら観る映画」かもしれません。
・・・そして想像力を膨らませて待っていた結末とは・・・・?
【特徴 その③】
そこから一気にアメコミ映画に早変わり?(笑)
いや、正しくは「ジャパニーズコミック」と言った方がよろしいかな?
いやー笑った笑った(笑)この展開はある意味読めない(笑)
今まで張りつめていた緊張感が一気に解き放たれたような爽快感に襲われます。
私個人的にはそのままサスペンスチックに、いやもっともっと「Xファイル」のようなホラーチックなSFを期待していたのですが・・・・
色んなレビュアーさんが「あれはまさしく日本の○○○のパクリだ!!」なーんて言っていますが、たぶんユーバンク監督、年齢的に日本のマンガの影響を少なからず受けていたのはおそらく確定でしょう。それくらい「そのまんま感」が強かったですww
そして最後の結末もねぇ
たしかに「逆転の発想」と言いましょうか、変化球路線のどんでん返しではあるのですが、私個人的には
もっと、もっと欲しかった!!!(*´Д`)
せっかくいい雰囲気で来たんだからさ、そのままもーっと凄い衝撃を、やっぱり期待しちゃうじゃないですか~?笑
私はねえ、この際だから言わせてもらっちゃいますけど~?
ここまでカッコいい「思わせぶり」な画を撮るなら、「それなり」な結末を思いついてくれよ!!
元映像監督だかなんだか知らないけどOPから妙に洒落た演出を入れてくると言うか、アクションシーンもそのまま普通に見せるのではなく、あえて富士フイルムのCMみたいにスローモーでクオリティの高い映像にしてさー、なんか観てて少々鼻につくというか、「巧みな演出する俺カッケ―」みたいな自信に満ち満ちているというかー(「ん?誰か呼んだ?」byザッ○スナイ○ー)
そんなにカッコつけるなら、じゃあ肝心の「謎」は全て回収しきっているのかだとか、やっぱりあのオチはちょっと今時にしては「普通」と捉えられてもおかしくないのではないか――――。
なんだかだんだん個人的過ぎる論争に発展してしまいましたが笑それだけ要はいろいろと「勿体ない」のですよ(うわーうまくまとめやがったーうわー笑)
キューブリックの再来は言い過ぎ!!(きっぱり笑)ただ今後の作品次第では大物監督に「化ける」資質は十分ある。そんなことを言いつつおいてめぇナニ上から目線でモノ語っとるんじゃいと己自身に言い聞かせるえだまめであった・・・・笑
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