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2014年/カナダ
監督 デイヴ・グリーン
出演 テオ・ハーム
ブライアン・”アストロ”・ブラッドリー
リース・ハートウィグほか
どもどもーっす(´・ω・`)
今日紹介する映画はコレ!
【あらすじ】
親友同士のタック(ブライアン・“アストロ”・ブラッドリー)、マンチ(リース・ハートウィグ)、アレックス(テオ・ハーム)は、数日後には散り散りになる運命だった。高速道路建設のために町ぐるみで立ち退きを迫られる中、いきなり彼らが暮らす町の全域で携帯電話に奇妙な画像が映し出される。彼らは同級生のエマ(エラ・ワーレステット)とも協力し、事の真相を究明しようとする。
【感想】
トリックオアトリ――――――ト!!!!!
流行に乗り遅れた男が通りますよーっと笑
先日世間がハロウィンをコスプレ大会と勘違いして街中仮装軍団であふれ返っていた頃、私えだまめは朝から健康診断で採血中に貧血でぶっ倒れその後も仕事に追われ、退社後そのまま映画館へ特に何を観るかは決めずに出向進行したのでありますが―――――
あまり目ぼしいものが見つからず・・・・
何々~?SF?まーたPOVかよぉぉ!!と前回観た文字通りう○こを食わせられる「ヴィジット」に続くもうそろそろ潮時じゃねえんが?POV方式の作品に不満を言いながら観たのが・・・・コレ。
まーったく予備知識ゼロ期待値ゼロだった故、今まで「実はやっていなかった」ポップコーンをボリボリむさぼり食いながら地面に落としコーラをズズズーっと音をたてて飲むアレ笑をやってみました♪
てお――――――――い!!!!
映画に全然集中できねえじゃねえかよおおお!!!(笑)
【特徴 その①】
「スーパーエイト」より「ET」しちゃってる件
ナニ!?このビミョーに量の多いMセットを映画終了時までに食べきらなくてはならないというミッションを課されたかのような時間に追われ映画に集中とかそれどころではない感じなんなの!?笑
次回からはヤメだヤメだぁぁぁ!!笑
というワケで映画の世界に「入り込む」タイプの人間にはイマイチ映画に集中出来なかったのですが。。。
いやー面白い。実に面白い。
全然期待しないで観たからなのか、一体どういう映画なのかも知らないまま観たからなのか、TVCMでの宣伝もないような、上映館数すら少ないような、こんな映画だけれども(なんか歌詞みたいw)
いやコイツぁ面白いでっせ!(=゚ω゚)ノマジでマジで。
てかねぇ、内容は完全にELT・・いや「ET」なんですよ!!
アレもコレも、○○○も○○○も、ぜーんぶどっかで観たことあるかと思ったらEのTなんだよコレぜんぶやってることは!笑
あの「ET」インスパイア系映画「スーパーエイト」よりコッチの方が全然「ET」ってます。いやコッチの方が100倍イイです。エイブラムスさんも涙目ですな笑
え、じゃあそれってつまんねえじゃん?って思う人もいるでしょう。でもね、
皆さん、「ET」スキでしょ?すっきやねんでしょ??
だーかーらこの映画も面白いのよ!!
オリジナリティは全くもってございませんよ。しかしながら元ネタが面白いんですもの。それを全く似せて作ったら面白いに決まってるじゃ、あ~りませんか?
高速道路建設により引っ越しを余儀なくされ、それぞれ別々の町に移ることになる幼馴染3人組が引っ越し前夜起きたスマートフォンの「謎の異常」の原因を突き止めるため、親にはナイショで街から30キロ離れた砂漠へ旅に行く。。。。
ってこれは「スタンド・バイ・ミー」ですね?(笑)
まあどっかのレビュアーさんも言ってましたが本作はPOV版「ET」×「スタンド・バイ・ミー」×その他ムッシュもろもろ・・・的な映画なんですね。
【特徴 その②】
少年少女の「王道」冒険ファンタジー
で、それが分かったところで。POV形式の映画ですがストーリーはとっても王道路線で、つまりは親元を飛び出しこれでおそらく一緒に行動するのは最後になるであろう、最後の「思い出」が描かれるのであります。
これがねぇ~、先に言った「スタンド・バイ・ミー」ってるワケなんだけれども、同じような年頃の、ちょうど「夜更かし」「お化け屋敷が好き」になってくる年頃の少年少女に是非とも観てもらいたい!!
出来れば親後さんとは行かず友達だけで!!
そうするときっと「何か」を感じてくれると思うんだよね~(´ω`*)
そしてオトナになってしまったそこのアナタ。どこか懐かしい幼少の記憶が本作を観てふと蘇ってくるのではないでしょうか。
私自身むかーしむかし、友達たちと夏休みに夜幼稚園の裏山へ探検しに行ったこと、秘密基地を作ったことを思い出しました。
そんな井上陽水の「少年時代」の音楽がピッタリとハマるような、そんな少年少女の王道冒険映画なんですね。ゆえに変な最近流行の「奇」を狙ったク○みたいな演出、エログロは一切ナッシングですので、その辺も王道っちゃあ王道かもしれませんね。
そしてそこに「ET」要素が加わることでよりファンタジー色が増幅され青春冒険ファンタジーになっていくんですね。
また途中加わる女の子含め、主役は皆次世代のハリウッドスターの卵のような子役たちで、将来バリイケメンになりそうなイケメン担当、黒人のお調子者担当、機械オタクのちょいぽっちゃり担当・・・とそれぞれキャラクターわけがはっきりしていて親しみやすく、とても作品に馴染んでいたのもイイところ。
【特徴 その③】
「POV」にする必要性って?
で、内容は非常に良かったのですが。。。。。
ここで一つ残念だったのが
なぜPOVにしてしまったのか。
それはもちろん、VFXの若干の「チャチさ」からもわかる通り無論予算上の問題だからだとか、少年少女の冒険活劇をよりリアリティに描きたかったから、などの理由があると思うのですが―――
先に言った、本作はどちらかと言うとファミリー向けであり、全年齢対象オールOKな映画なのです。でPOV映画を想像してみてください。ロクな映画がないでしょ?笑グロありエロありのゲテモノB級ホラーみたいなのばっかりじゃないですか?
だからね、客層がPOVに合ってないんですよ。
これがねぇ~、非常に勿体ないよねぇ~
もしPOVじゃないのなら、もーっと日本での知名度が上がっていたかもしれません。日本の配給会社はきっと見もせず「POV映画だから」という理由だけで上映館数を減らし宣伝にもチカラを入れていないのは明白であります。
個人的にラストでのグッと来たシーン。
以前はみんな子供だった。子供時代は何も出来なかった。けど今は違う。あの晩で僕たちは変わった。今はみんなに会いに行ける。そうたとえどんなに離れていようとも―――――
ある晩の「出来事」によって、ちょっぴりオトナへと成長した僕ら。今は親元を離れて遠い地に行くことだって出来るんだ。。。。
うん。「青春」って素晴らしい(笑)
ED
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