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2014年/ステージ6・フィルムズ
2014年/ステージ6・フィルムズ
監督 マイケル・スピエリッグ
出演 イーサン・ホーク
ノア・テイラーほか
どもどもー('ω')ノ
今日紹介する映画はコレ!!
【あらすじ】
1970年、ニューヨーク。とあるバーを訪れた青年ジョン(セーラ・スヌーク)は、バーテンダー(イーサン・ホーク)にある「女の半生」を語りだす。それは孤児院で育ち、付き合っていた流れ者との子を宿すも彼に去られ、さらに赤ん坊を何者かに誘拐されたという壮絶なものだった。それを聞いたバーテンダーは未来からやって来た時空警察のエージェントだと明かす。驚く彼を自分の後継者に選んだバーテンダーは、装備を託すとともに宿敵である爆弾魔との対決に臨んでいく。
【感想】
・・・・・・・・・・。
ああああああああああああああああああぢいいいいいいいいいいいいいいい(´-ω-`)
皆さん今日もおはこんばんちくわわわんこー(´・ω・`)
相も変わらずあぢーあぢー季節が続いておりますが
そんな時はクーラーの下ガリガリくんコンポタ味でもかぶりつきながらDVD鑑賞に尽きる!!今日ご紹介致しまするわ!!
イーサン・ホーク演じる「時空警察」(ギャバンじゃないよ)が自身のファイナルミッションと題してある「男」の捜索に「過去」と「未来」を右往左往してたらなんかとんでもねーことになっちゃった!?(笑)究極のタイムパラドックスSFエンターテインメント!
【プリディスティネーション】!!
この映画、実は劇場公開時に観に行こうが迷った映画だったんだけど・・・・
なんか地味そうな内容で結果観に行かなかったのよね・・・(-_-)
はあ・・・・
ひぃ・・・・・
ふゥ・・・・・
どうして観に行かなかったんだ俺!?
デロリアンプリーズ!!!(笑)
【特徴 その①】
「硬派」タイムパラドックスMOVIE
いやー面白い。本作は実におもしろーい(´ω`*)
本作は【輪廻の蛇】というSF小説が元らしく、決してオリジナル作品ではないのだが――――
主演は【ガタカ】【トレーニングデイ】で知られるイーサン・ホーク監督は前作でもイーサンとタッグを組み恐竜大好きグラント博士がぐちょぐちょぶふぇぇ~になる映画(笑)【デイブレイカー】のマイケル&ピーター・スピエリック監督という、期待していいんだかどうなのかイマイチ判明しない感じが劇場に行かなかった理由の一つだったのだが笑その予想は大きく的を外れ本作は非常に濃厚かつしっかりと骨組の成された「硬派」SF映画に仕上がっている。
※タイムパラドックス
時間軸を遡り過去の出来事を改変した結果、因果関係に矛盾をきたすこと。(時間の逆説)
目新しさは正直のところないかもしれない。しかし本作はそんな「時空」を超えて進むタイムパラドックス映画という概念を一から見直した上で、あえてこの「テーマ」のみで観客と勝負しているのである。
その気合いの入れようは相当なものであり、「まーたタイムトラベル系ね・・・」というこれまで散々見飽きてきた観客の期待値を大きく上回る壮大な仕掛けが容易されているのであり、それはつまりどういうことかかと言うと、それはつまり、メッサ期待してええんやで(*´▽`*)ということを言いたいのであって・・・
【特徴 その②】
そ、その・・・「時空転送装置」とやらを早く・・・早くワシの目に・・・・ってあれなんか知らん話始まっちゃったよ?(;´∀`)(笑)
お話はこうだ。
イーサン・ホーク演じる「時空警察」のエージェント。彼はある事件を引き起こした張本人、「爆弾魔」の行方を追って1970年のNYに「ジャンプ」して、そこで「バーテンダー」に扮し捜査をしている。
そこへある一人の「男」がやってくる。彼の名は「ジョン」ジョン、コ・・彼と意気投合したエージェントは酒を掛けて昔話をしようと言い出す。そして「男」の口からある「女」の話が語られて・・・・
「これゼッテーなんかの伏線だろ!!(笑)」と「意味深過ぎる」謎のOPから始まったかと思いきや、次のシーンではいきなり1970年代のバーへと変わり、しかもそこから約3、40分以上も見知らぬ男の口から「ある女の半生」が語られ、「回想シーン」ダラダラと続く・・・
「やっちまったなぁ~!!」とその時私の脳内でクールポコが「漢は黙ってヴァンダムのタイムコップ!!」と餅つきし始めたのだが、いやいや実はこの一見ストーリーに関係なさそうな「回想シーン」に尺の半分を費やしている時点でお察しの通り、まあ言ってしまえばこれが後にヒジョーに重要なものになっていくのだけれども、その3、40分間という人間が退屈に感じそうなギリギリのラインで終わらせていること、そしてそのお話も何故か引き込まれるものがあり観ていてそんなに苦に感じないところは非常に良かった。
ゆえにここでまず「挫折」してしまうと、その後の怒涛のハルマゲドンインパクト3連発についてこられなくなるのでここは我慢し話に集中して眼球と耳をTV画面に傾けておこう。
【特徴 その③】
未来を変えるのは「自分」か、それとも。。。。
で、そのお話が終わると、エージェントがその男に何故か「素性」を明かし、開始から40分を経過した後、ここでやっと本筋の物語が進んでいくのだが・・・・
「時空警察」「爆弾魔」「ある女の半生」・・・・
この3つのキーワードが後半一つに繋がる瞬間。
アナタはきっと
度胆を抜かれるであろう。
いやーこの展開は凄い。まったくもって凄すぎる。
そりゃあね、私だってこれまで数々の「どんでん返し」映画を観てきたワケで、決して「想像出来る範囲」ではあったのよ。でもそんなオチがクライマックスではなく、まず物語の中盤でどーんとかましてきて、そこからまたさらに「大きな隠し玉」が残されていようとは、その時はまだつゆしらず・・・
・・・ここ「まで」はまだ想像出来た。だがしかしその後も物語は突然走り出したトロッコ列車のように、それまで停滞していた物語という名の階段を一気に駆け上がるが如く、もう後半戦は伏線回収のオンパレードで「ええ!!そうなの!?えええ!!」の連発であり、そしてそしてエンドロール20秒前で明かされる「最後の隠し玉」には思わず驚愕してしまった。
そんなの蟻かよ・・・・。
いいのだ。オオアリだ。いやむしろ嬢王アリだ。まさに「タイムパラドックス」というネタを120%フル活用して作り出された見事なストーリー展開には脱糞ならぬ脱帽である。
【魅力 その④】
巨大セット?最新鋭のVFX?否!!主演の演技力だけで十分!?
そしてこれほどまですぐれた作品が作れたのは、確実に主演を演じているスターの「演技力」であろう。
今回イーサン・ホークは非常に難しい役どころだと思うが、それでも序盤の軽い「バーテンダー」ノリから、後半の「時空警官」としての役回りまで、最後の最後まで「謎」の残る人物を演じている。
また昔話を始める「男」、「回想シーン」で出てくる「女」を演じた俳優さんたちも実に素晴らしく、いや私は正直この演技力はアカデミー受賞クラスのものだと思っている。
本作は時間軸が、「過去」と「未来」を行ったり来たりするのでやや難解という意見もあるでろう。またSF映画なのにSFチックなビジュアルは皆無で、派手なアクションシーンもない。先にも言ったが本作は「硬派」SF映画であって、ヨーロッパ映画ということもありハリウッドのハチャメチャエンターテインメントにはなっていないのはあしからずでる。
だがしかし、そんな難解な物語も、主要人物が3人のみ、という人物の少なさで多少なりともカバーしつつ、最後のオチも映像でしっかり復習してくれているのでガーターなしのボーリング並なサービス提供である。
最後に、もし今ここまで読んで少なからず興味が湧いたなら、ぜひその「状態のまま」レンタル店に足を運んでほしい。事前知識なしで観た方が本作を150%楽しめることは言うまでもなく、ていうかこの手の映画に「ネタバレ」はご法度だよねムッシュ(´ω`*)
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