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2013年/エンターテインメント・ワン
2013年/エンターテインメント・ワン
監督 ドゥニ・ヴィルヌーヴ
出演 ジェイク・ギレンホール
サラ・ガドンほか
どーもどーも!
今日紹介する映画はコレ!!
【あらすじ】
何も刺激のない日々に空虚なものを感じている、大学で歴史を教えているアダム・ベル(ジェイク・ギレンホール)。ある日、何げなく映画のDVDを観ていた彼は、劇中に出てくる俳優が自分自身とうり二つであることに驚く。彼がアンソニー・クレア(ジェイク・ギレンホール)という名だと知ったアダムは、さまざまな手を尽くして彼との面会を果たす。顔の作りのみならず、ひげの生やし方や胸にある傷痕までもが同じであることに戦慄(せんりつ)する。
【感想】
本日ご紹介致しまする映画は!!
【複製された男】!!!
いやぁ~皆さん。今日もとーっても気分良く(飲んでます笑)テキトーな流れでお送りしておりますEDAMAMECINEMAS・・・・
・・って今日はね!!そんなんじゃね、駄目なんですよ!!(笑)
と言うのも今回ご紹介する本作・・・タイトルからお察しの方もいらっしゃるのではないでしょうか
「もう一人の自分がいた」・・・はいそうです「トッペルゲンガー」ものと言いましょうか、この手のミステリー映画もまあ世の中血眼になって探しゃあ便器の中にだってありますよ!?
がしかし!!本作はそんな作品とは一癖も二癖も違う!!そもそもまず私が今回この作品を借りた最大の理由・・・
ドゥ二・ヴィルヌーヴ!!!!
そう!!この上から読んでも下から読んでもまあ言いにくい!!(笑)このフランス産ワインみたいなお名前のお方こそ、今えだまめ大注目の監督であり、あのSF映画の金字塔とまで言わしめ、この名を汚せば全日本SF委員会からピンポンダッシュという卑劣な嫌がらせを受けるであろう【ブレードランナー】の続編、【ブレードランナー2(仮)】のメガホンを生みの親、リドリーのおっちゃんに代わって引き受けることとなった今ハリウッドでも期待されている男なのであります!!!
そしてそして!!私えだまめがホントに前知識なしの偶然で借りたサスペンス映画、当ブログでもご紹介し私超個人的2015年上半期(今のところの笑)サスペンス映画NO1にまで輝いた【プリズナーズ】の監督さんでもいらっしゃったのですねぇ~!いやぁ~これはもう「キセキ」としか言いようがありませんよ!!(笑)
そんな大注目のドゥ二・・・ドゥ二ヴィ、ヴィ、ヴィルルルヌー・・・・
日本よ、そろそろネーミングを改変しようか(笑)
(ジェイソン・ステイサムをジェイスン・ステーサムみたいにしたように笑)
【特徴 その①】
腹違いの兄弟?いやいや、ソンゲバソナ。
ジェイク・ギレンホール演じる主人公、大学教授のアダム。彼はいつも大学で歴史の講義を行い、終わった後は自宅で彼女とひたすらハッスルハッスル・・・また次の日も講義の授業、ハッスルハッスル・・・講義、ハッスル・・・講義、ハッスル・・・・
すると、な~んてこったい
「オレが画面の中に映っとるやないか――い」
というお話なんですねぇ~(*´▽`*)
どうでしょう?ここまではいわば「よくある」話ですよね?(・・・「よくある」?笑)
で、当然その日の夜は徹夜で片っ端からネットサーフィンでその男の情報を収集!!するとどうやら街の芸能プロダクションに所属するアンソニーという名前までは分かった!!
・・・と「ここ」からが味噌醤油味の下!!(学校の先生いわく「ここ重要!」という意味らしい笑)
本作は実際に自分とそっくり、いや同一の顔を持った男が突如目の前に現れたら、一体どんな行動を取るのか。。。というのを非常にリアリティかつ臨場感たっぷりに演出しております。
全編通しピンと張りつめた雰囲気が漂い、終始緊張感があり、自然と画面から目が離せなくなる、このサスペンスホラーともとれる独特の世界観が素晴らしくってですねー
ジェイク・ギレンホールの演技もまた卓越しており、今回一人二役という難しい役どころですが、変に役に強弱を付けず、役柄を熟知した上であえてビミョーに違う動作、細かい変化のみにすることで徐々に「今のはアダム?それともエイミー?」と我々を不安の渦に巻き込んでいく。。。。
そして不安、と言えばリアリズムを追及するのとは裏腹に、ときより映る何やら意味の分からないしかし非常に意味ありげな抽象的な映像、またまるでPM2.5に汚染された中国のように「灰色」に霞んだカナダの街並み・・・という幻想的な世界観が見事にマッチングして物語をさらに「不気味」な世界観へ染めております。
で、視聴者は皆思うワケですよー
「あの男は一体何者?」
「主人公の兄弟?」
「妄想?幻想?」
「てか主人公ってまず・・・」
そして次第にその「謎」が明らかになってくるかと思いきや、物語は「意外」な展開へと発展していきー
あーハイハイハイ。そういうことだったのねー
って母ちゃーーーーーーん!!!!!
網持ってきて網!!!!!(笑)
【特徴 その②】
ハハ、キミにこの「謎」が解けるかな?
ラストの一歩前までは良かった・・・ああそういうことか、結局そうなるのね~
そんな想いをラスト10秒で全て吹き飛ばす絶望感(笑)
いやー
マジで単刀直入に問いたい。
「なんだこれは?(笑)」
こんな映画わたしゃあこれまで見たことも聞いたこともねぇでやんすよー
まさに「意味不明映画」とはこのことを言うのかああああ!!!!と発狂しかけてしまったのですが(笑)
その後色々ネットで調べてみたら、な、なんと公式サイトにネタバレ記事があると言う・・・ってこれって初見じゃぜってぇ理解出来ねーって知ってて作ったのか・・・(笑)
とまあ調べれば大体は理解出来ました。だがしかし、そんなネタバレサイトでさえ「適格な答えがない」というのが本作の最大のポイント。
要は真相は観る者の「セルフサービス」で!というのが本作のあるべき姿だと言うのです!!
この言い換えれば「丸投げもいいとこだおー!!プンプン」というスタンス、私そんなに好きなほうではないんですが・・・・
だがかしかししかし
この映画
「分からない=つまらない」にならない不思議
まあこれは完全に私個人の意見になっちゃってますねw
緊迫した世界観、いくつもの散りばめられた謎の映像・・・・それらを「楽しむ」と言いましょうか、まあ理解出来なければもう何回も何回も見直すしかーない!!そうしていくうちに本作の独特な魅力にハマっていくスルメ映画であり、たとえそれで完璧な「答え」を提示されることはないが、いつしか自分の中にだけに生まれた「答え」がこの作品の「答え」になっていくのではないか・・・
ただただ意味が分からない=つまらないと脳内変換されずらい、これはやはり監督の織りなす匠のワザだと言うものなのか・・・
・・・これは完全に好き嫌いが分かれると思いますがね(笑)
ドゥ二・ヴィルヌーヴ・・・・その名、確かに覚えたぞ。
1週間後には忘れてると思うけど(笑)
面白そう!!笑
返信削除リドリースコットは、作品を通して世界観映画で、最後に一言だけメッセージを入れたり入れなかったりする映画が多い印象なんですよね。
だから、濃密な世界観だからストーリーはシンプルなのにペラペラにならないし熱い、メッセージも込めるけど語らないから説教臭くない。。。最強の仕事人!!って感じなんですが笑
でもブレードランナーは、今でこそあーだこーだ言われてますがぶっちゃけラストの馬とかよくわかんない笑
結構特殊だと思うんですけど、この記事を読む限り、結構あってそうですよね!
ブレードランナーの世界観を使って、どこまでぶっ壊した作品を作るか楽しみです!!
おお~そう言っていただけるとは嬉しいねえ( *´艸`)
返信削除確かにそういった意味では本作と似ている部分もあるかもねぇ。特にセリフ回しが少ない部分なんかは似てるかも?wゆえに決して合わない組み合わせ・・ではないと思うんだけどね~
ただ作風やテイストも変えてくる可能性あるしてかまずリドリー・スコットのコメントになっとるがなケースケくん(笑)
おお~そう言っていただけるとは嬉しいねえ( *´艸`)
返信削除確かにそういった意味では本作と似ている部分もあるかもねぇ。特にセリフ回しが少ない部分なんかは似てるかも?wゆえに決して合わない組み合わせ・・ではないと思うんだけどね~
ただ作風やテイストも変えてくる可能性あるしてかまずリドリー・スコットのコメントになっとるがなケースケくん(笑)