2014年/プレシディオ
監督 ジョン・ワッツ
出演 アンディ・パワーズ
どもども~(-_-)
今日紹介する映画はコレ!
【あらすじ】
ピエロの衣装を着て息子の誕生日を祝ったケント(アンディ・パワーズ)は衣装が脱げなくなり、やがて肌に同化し始めていることに気付く。その衣装には、かつて子供たちをむさぼり食っていた悪魔「クロイン」伝説にまつわる謎が秘められていた。邪悪な魂に取りつかれたケントは、完全にクロインになってしまう前にくい止めようと考え……。
【感想】
本日ご紹介致しまする映画は!?
息子のピエロパーティーに主張ピエロが来られなくなり代わりにボロ貸家で見つけた「ピエロの衣装」を見つけちゃったのが運のつき!?泣く子も黙る古の魔物「クロイン」の呪いが掛かったとんでもねーコスチュームを身にまとっちゃったある不動産勤務の男(妻子持ち)の地獄のランラン・ルゥ~!?
【クラウン】!!!
いやーこれ実は日本で公開中に是非とも観に行きたかったのだが―――
ネットで調べたらその時公開されてたのが愛媛か熊本だかとにかくどう考えても神ハマっ子(横浜)が観に行ける距離ではなかった為泣く泣く断念した映画――――
と言うのもなんだか予告編がエラく面白そうで・・・「クラウン=ピエロ(?)」が主役のホラーって、真っ先に「It」が浮かぶが、それを今作では「モンスター」というカタチで登場すると聞いて、「こりゃあゲテモノモンスター愛好家なら観に行くっきゃないでしょおおー!!」と謎の使命感にかられ観に行きたかったんだけどなー(泣)
と思ったら
それを知った時の脳内イメージ
なんだよデーブイデー出てんじゃねん!!
という流れで鑑賞!!
・・・で「クラウン」ってどんな映画なの?
【特徴 その①】
「オレの名前勝手に使ってんじゃねええ!!」とはならなかったイーライロスの人柄の良さ
本作はある無名の自称映画監督の人が
これでも一応新世代のホラーメーカーと言われているw
「いいねぇこれ、ホントに映画化しちゃおぉうよ。」ギコギコ・・・・(己の首を切る音)
という流れでまさかのニセ映画がホントに制作されることに!!
・・・で、これがイーライ・ロスを唸らせたニセ予告編です・・・
DIRECTED BY ELI ROTH。。。。。
確信犯ですね(笑)
ただそんな流れでホントに映画化されちまうとは、この動画を作った人も良かったよのーとか思ってたら本作の監督もされてたんすね笑
ではでは、そんなホラー界のヒットメーカー、イーライ・ロスさえ惚れ込んだその内容って??
【特徴 その②】
アリそうでなかった?新解釈
お話はとっても簡単♪
身にまとう者を化け物に変えてしまう恐ろしい呪いを秘めた「クラウンのコスチューム」を偶然そんなことなど知らず袖を通しちゃった男が次第に変貌していく恐怖&化け物となって子どもを襲いまくるホラームービー!!というなんだか「世にも奇妙な」みたいなお話なのだが・・・
「クラウン」を道化ではなく、今回「クロイン」という神話(?)に登場する悪魔の化身(?)として古代に生息していた「モンスター」という位置づけなのがなんとも新鮮と言いましょうか、今まで「クラウン」を恐怖の対象とした作品は多々あれど、「クラウン=生き物」という発想が意外となかったこともあり、私個人的にはドストライクに興味を持ってしまいました。
まあドナルドの誕生秘話なんぞ知る由もないのでホントはどうなのかは知らないがw
で、はじめは何度洗っても落ちないメイク、接着剤のように取れないつけ鼻、脱げない衣装、ホンモノの髪の毛のような質感のカツラ・・・となかなか道化姿から解放されない違和感、苛立ちを抱きなつつ、それでも日常生活を続ける主人公。
だがそれが次第に「異常」な事態だと察した主人公は、あの手この手で道化姿を脱ぎ捨てようと試みるのだが・・・
そこは変身メイクの醍醐味、【ザ・フライ】のように、静かに静かに。。。だが確実に「何か」に変貌していく様をリアルに描いていて面白い。
で、「クロイン」と化した主人公がどうなっていくのかと言うと・・・・
エリマキトカゲみたいになったでござる(笑)
まあまだこれが「完全体」ではないのだが・・・
デザインはクラウン特有の白肌、赤い花、そしてカラフルなパーマという特徴を残しつつ、しかしなんとも被り物とは違った、「生物的」なデザインはとってもいいですなー。
【特徴 その③】
愛する夫の為なら~えんやぁ~こらぁ~♪
で、そんなバケモノに変貌していく夫の姿を目の当たりにして、見捨てず助けようと気の強そうな妻が後半奮闘するのだが・・・
その後半戦が少し中だるみすると言うか、ダラダラと話が進んでいくのでちょっと退屈に感じてしまうところもある。それでも本編は一応90分ジャストとそんなに長ったらしいものではないのだけれども・・・
そのまま主人公がバケモノを突っ走ってくれたら尺的に20分くらい減るがスッキリまとまっていたと思う。なんだか本作は後半になるにつれスッキリしなくなる。
また妙に痛々しいシーン&グロ描写も耐久のある人ではないと少し目を細め引いて観てしまう可能性あり?
特に「子ども」をターゲットにして襲うので、直接的に映るシーンこそないものの、次々と子どもが容赦なくバケモノに食われていく様は、、、、まあ気持ちいいものではないわな笑
。。。。とは言ってみたものの、クラウンという「バケモノ」という設定だけ興味を持ったなら観て損はないと思うし、ビックリドッキリ演出ながらもそこそこ恐怖ポイントも高く、事の真相を知る謎の人物役でスクリーンの常連、ピーター・ストーメアが出ているなどなど・・・「話題性は十分にあるホラー」といった印象を受けた。
ただ道化は道化でもポスターまで似せてきやがるとは・・・・・道化死てるぜ!!(笑)
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