2015/06/25

いざ!!社畜という名の大海原へ!!後悔の旅は続く!?(笑)【マスター・アンド・コマンダー】

↑クリックすると音楽が流れるお♪

2003年/ユニバーサル









どもども~♪





今日紹介する映画はコレ!




【あらすじ】

1805年。ヨーロッパ征服を狙うナポレオンの前に、多くの兵士の尊い命が犠牲となり、イギリス軍は兵力を補うため幼い少年達までも戦場に送らざるをえなかった。弱冠12歳の士官候補生ブレイクニーら少年たちは、伝説的な名艦長として名を馳せるジャック・オーブリー(ラッセル・クロウ)率いるサプライズ号に乗り込む。この艦の使命は、ナポレオン率いるフランス軍の武装船アケロン号を拿捕するという危険極まりない大追跡だった。攻撃力で圧倒的な優位に立つアケロン号を相手に、戦う術も知らない幼い少年達はひたすらにジャック・オーブリー艦長を信じ、愛する家族に再び会える日を夢見て戦う。しかし、彼らの前には大海原の脅威という試練も待ち構えていた。







【感想】


本日ご紹介致しまする映画は!!
18世紀、打倒「進撃のナポレオン」に燃える英国海軍「サプライズ号」の船長、ジャック・オーブリー・・・
戦闘で傷ついた仲間の命を救う海の上の名ドクター、スティーブン・マチュリン軍医・・・

栄光、挫折、葛藤・・・・「戦場」と化した海上で繰り広げられる波乱の航海を続ける2人の行く末はいかに!?



マスター・アンド・コマンダー】!!







皆さん、この映画をご存じだろうか。



本作は決して「海賊」映画ではものの、「パイレーツ・・・」と比較されちゃったり私自身便乗して作られた「二番煎じ」みたいなイメージしか当時持っていなかったのだが・・・。





【特徴 その①】
すご~い・・・・・地味(笑)




まず本作には女性キャスト一人もいない。これは「船内に女性を乗せてはならない」という時代背景からでたまに乗せると大抵海に沈む・・・(笑)
出演者は全て「漢」で構成されており、それが100人以上も船内に乗り込んでいるのだから非常にむさくるしい映画だと思うであろう。また某海賊映画のような「エンターテイメント性」もなく、実在した話を元にしているかは別として海賊が出てくるわけでもなく、クラ―ケンのような海の魔物が出るわけでもない、そういう意味ではとっても「地味。」という印象を受けるかもしれない。音楽も極力少なく、流れたと思ったらクラシック・・・なんだかヨーロッパ映画のようだ。
と言うのも本作のメインとなっているのは、大躍進を続けるナポレオンの進行を阻止するため、フランス海軍撃退の名を受けた英国海軍「サプライズ号」内で描かれる船乗り達(♂)の奮闘記なのである。


【特徴 その②】
ラッセル×ポールの友情&衝突の物語




「サプライズ号」の司令塔、船長のジャック・オーブリーを演じるは口より拳で語った方が話が早いラッセル・クロウ。ずんと構えるまさにリーダー!威厳のある船長役でいかなる困難にも冷静に対処し、ブチ切れたからって船乗りを海に投げ出したりはしない、船員を大事にする一面もある「あ、アニキぃ~!!」と・・・いや番長か?(笑)皆から慕われるタイプである。
そしてもう一人の主人公、生物オタで「飛べない鳥も大イグアナも実は俺が最初に見つけたんだよー!!」患者の脳ミソをコインでこねくり回し治すというブラックジャックもゾッコンの名軍医、スティーブン・マチュリンにポール・ベタニー!!





この役職も地位も全く違う2人は、実は共に実力を認め合う「フレンズ」であり、ときより海の上でのセッション(そういう意味ではないぞ?)する仲。そんな仲よしこよしが時に尊敬し、そして時に衝突する。そりゃそうだ。何日も狭い船内で生活していればストレスだって溜まるであろう。(ちなみにほかの船乗り達も例外ではない)だがそれでもお互い葛藤し支えあい、海の上での「男の友情」が描かれている。♂の友情が。。。(貴様何を想像しておる?)
また「ロードオブザリング」のピピン役をやったビリー・ボイドっつう俳優が出ていたり、船乗り見習いの子役などがむさくるしさを辛うじて中和(?)しているのでご安心を。


【特徴 その③】
船は全て実物主義




本作はほぼ全て船内で物語が進行し、ゆえに次第に飽きてくるかもしれない。ただし、おそらく撮影用に実物サイズの戦艦を製作しているのか、たとえセットだとしてもリアリティある船内情景は素晴らしい。
また戦闘シーンもCGを使わず(使ったとしても大砲の煙くらいだろう)英国船との一騎打ちのシーンでは、船がお互い横一列に並び大砲の撃ち合い&某海賊映画のように縄を伝って敵艦隊に乗り込む圧巻のシーン&迫力満点のアクションシーンは必見である。


【特徴 その④】
海戦におけるもう一つの「戦い」




戦場に負傷はつきものである。本作でもよりリアルな映像を追及する為、のっけから子役の片腕を切断したり負傷したポール自身が鏡を見ながらオペをする通称「フリオペ」なるブラックジャック顔負けな生々しいシーンが出てくる。しかし、全て直接的に見せるシーンはなく、あくまで「雰囲気」にとどまっているのでグロイのが苦手な人にも比較的容易に観れると思う。
海の上では戦闘以外にもう一つの「戦い」が行われていたのだ。




その他ラストがちょっとコメディタッチで終わるのが、重厚な流れで描く本作に似つかわしくない締めくくりで少し勿体ないが、それでも2時間超えの大作でほぼ船内映像に留まっているにも関わらず、主人公たちの魅力にどんどん引き込まれ飽きさせないところは、さすが「トゥルーマン・ショー」であのお下品ジム・キャリーに泣かされたピーター・ウィアー監督の腕なのかもしれない。お国の為に生き、そしてお国のためにその心臓を捧げる・・・その忠実な精神は今の時代とは価値観の異なるものだが、激動の時代を海の上で生きた男たちはサイコ-にかっこいい、超歴史スペクタクル映画である。

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