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1983年/パラマウント
監督 デヴィッド・クロ―ネンバーグ
出演 クリストファー・ウォーケン
ブルック・アダムズ
マーティン・シーンほか
どうもーどうもー(´ω`*)
今日紹介する映画はコレ!!
【あらすじ】
交通事故に遭い5年の昏睡状態から覚めた時、手に触れるだけで相手の未来を予知出来るようになった男。ある議員がやがて世界を破滅に導くと知った時、男は自分の使命を感じとるが……。
【感想】
この映画はですね~。
実は全く事前情報なしで、たまたまパッと見つけて、しかも監督があのクローネンバーグ大先生(勝手な呼び名笑)だと知って「おおぉこりゃあ期待出来るじゃあねえかあああぁ」と勝手に一人で盛り上がってしまったのですが・・・(笑)
え?クローネンバーグ??誰やねんって??(笑)
彼の作品ってなんか・・・・分けの分からんオドロオドロシイ作品が多い・・・(【ザ・フライ】しかり【ビデオドローム】しかり・・)
特に今挙げた2作品はかなーりカルトと言うのでしょうか、なんというかまず
一般ピーポー向けではありません(笑)
ただ僕個人的には彼の異臭は嫌いではないんですけどね(笑)
むしろこういう独特な、彼にしか作れない世界観、自我的なものをどんどん突き抜けて行ってくれた方が僕個人的には嬉しい限りなんです・・・
ただ【ビデオドローム】はちょっと突き抜け過ぎた感はありますが(笑)
で、この作品は、借りた後知ったんですがどうやらそんなクローネンバーグの記念すべきメジャービュー作らしく、レビューサイトではまさかの絶賛の嵐(笑)
物好きもいいとこだ・・・
・・・え、何か言いましたか?(笑)
で、「俄然期待できんじゃあねええかあああぁ」と鑑賞・・・・
で、感想・・・・・
ま、まあ面白かったです(笑)
ただウルトラミラクルスーパー面白いってわけじゃあないですよ(笑)
【特徴 その①】
今回のクロ―ネンバーグはあっさり塩味?
なんていうか・・・クローネンバーグ独特の毒々しさを期待していたのですが意外にもあっさりって言うか?
味噌ラーメン頼んだのに食べたらまさかの塩ラーメンだったって言うか??(そんな店あるか笑)
でもウラを返せばクローネン作品の中ではだいぶ見やすい作品ともとれるのですが・・・
お話は我らが(笑)スティーブン・キング原作の小説で、未来の妻と結婚秒読みまで行ったある男が、不慮の事故により昏睡状態に・・・・それから5年の歳月が流れ奇跡的に復活した彼に待ち受ける現実・・・・。
愛していた彼女は別の男と結婚何もかも終わったと落胆する男、しかし、それと引き換えに彼にはある特殊な「力」が宿っていた・・・・
正直に言うと、こういうタイムトラベルものとか、予知能力があって主人公が未来を変える為苦悩し奮闘する系の映画って、この映画に限らずほかにも沢山ありますが・・・・
同じ系統の【バタフライエフェクト】という映画があまりに傑作過ぎて、しかも似たような内容からどーしてもどーしても比べてしまい・・・・
なんというか、主人公の苦悩、未来を変える為の奮闘、どれをとっても2番煎じというような印象を受けてしまいましたね~
いや、だからって別につまらないってわけじゃあないし、作品のデキが悪いってわけじゃあないんですよ
彼の最後のとった行動も、確かに自分を犠牲にしてまで愛する彼女を守ろうとする切なさは十二分に伝わってきたんですが・・・・
それもやはり「あれ」に比べるとそこまでズドンと来ないと言うか・・・
まあこれは完全に僕の過剰期待が原因だと思いますけどね(笑)
こんなブログ主の個人的な感情で作品の評価下げていいんか俺・・・
【特徴 その②】
未来を変えた、その先にあるものは希望か、それとも・・・
でで、彼の作品って、どれも難しいっていうか考えさせられる作品が多いのですが、この作品でもうまく言葉では伝えきれないけど、なんとなく訴えかけてくる何かがあるんすよね~
彼が時期大統領を暗殺しようとする男の姿は、どことなく【タクシードライバー】のデニーロに見えてしまいましたし・・・
まああの男は完全にクズ野郎なのは確実だけれども(笑)、でも例え未来が分かっていたとしても、だからってそれを阻止するのが必ずしも正しいのかどうか・・・っていう。。。。
ただ個人的にこの未来が見える主人公が、その能力を使って悪事を働いて人間の弱さを描くのかな~と思ったら、最後まで正義の心を揺らぐことがなかったのが意外でしたね~
まあでも、それは原作に忠実にしたのかな?
そういったところも、ちょっとクローネンバーグらしくないかな・・・なんて?(笑)
あとさ、5年間も眠り続けたのにイマイチな反応を見せた元婚約相手の女・・・
その後涙を流したけど、あれは同情涙より「なんで目覚めちゃったのよ」の方・・?(笑)
しかも結婚して旦那もいるっちゅうのに勝手に子供連れて主人公に会ってイチャイチャ・・・・
魔性の女か(笑)
息子が大変お騒がせしちゃってますね(笑)
主役の人は・・・く、クリストファー・ウォーケン??
聞いたことないな・・・(笑)
そういや、なんかこれ海外でドラマ化されてみたいっすね。
ってことは、向こうじゃあ大分有名な作品なんでしょうか・・・
だって「ドラマ化」って相当だぜ?(笑)
あと、これもクローネンバーグ特有なんだけど、終始淡々と話が進んで行くので、はっきり言って夜中に見るのは危険です(笑)
とんでもない睡魔に襲われるので(笑)くれぐれもご注意ください・・・m(_ _ )m
さっきも言ったけど、本作はクローネンバーグ特有のグログロさはあまりないので、「クローネンバーグ作品はグロいからイヤ!!」って人にも比較的すすめられる作品となっておりますので、興味のある方、「世にも奇妙な物語」が好きな方(笑)は気軽に(笑)借りてみてみては??
最後に・・・・
毎度毎度エラそうぶってすんません(笑)(。-人-。)
それでは
サイナラ、サイナラ、サイナラ(笑)
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