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2015年/マーベル・スタジオ
監督 ペイトン・リード
出演 ポール・ラッド
どうもどうもー(´・ω・`)
今日紹介する映画はコレ!!
【あらすじ】
仕事や人間関係がうまくいかず、頑張ろうとすればするほど空回りしてしまうスコット・ラング(ポール・ラッド)。別れた妻が引き取った娘の養育費も用意することができず、人生の崖っぷちに立たされた彼のもとにある仕事が舞い込んでくる。それは肉体をわずか1.5センチに縮小できる特殊なスーツをまとい、正義の味方アントマンになるというものだった。スーツを着用した彼は、ヒーローとして活躍するために過酷なトレーニングを重ねていくが……。
【感想】
本日ご紹介致しまする映画は!?
ネタ切れ必死のハリウッドに一筋の光?続々実写化計画進行中のマーベルスタジオがまた新たなNEWヒーローを誕生させた!?しかも今度のヒーローは体長1.5㎝で戦う映画史上最少ヒーロー!?
【アントマン】!!!
はい早速昨日人がまるでアリのようにごった返した渋谷の映画館で観て参りましたー
いやーあれやね。連休の映画館は
世紀末ばりの無法地帯やね!笑
もう本編が始まる直後からしゃべくり倒す中国人、席を立つなりかがまず平気で画面を横切る人々、はしゃぎながらやたら席を揺らしまくる中高生・・・・・
サファリパークかココわあああああああ‼!!‼!(笑)
(サファリパークの動物だってまだ大人しいわ!!笑)
シルバーウィーク・・・・・恐るべし(;´∀`)
・・・ゆえに完全に本編よりソッチの方に気を取られてしまいイマイチ内容がアタマに入って来なかったのですが・・・笑
・・・ま、取りあえず聞いてくれや笑
【特徴 その①】
【ミクロキッズ】以来の復活!?
まず一番に取り上げたいのが、本作はマーベルヒーローこと「アントマン」が大活躍する映画なのは言うまでもなく、ヒーローなら何かしら必ず「能力」ってのがつきものですよね?
で、今作のヒーロー「アントマン」の最大の「能力」。それは
アント(蟻)のように小さくなることが出来る
ほォ~、ヒーローもついにカラダの大きさを変えることが出来るヤツまで登場するとは・・・と思ってしまったのですが笑そう!!アントマンは変幻自在にカラダを約1.5㎝に縮小することが出来る、今だかつていそうでいなかった、全く新しいNEWヒーローなのであります!!
そして本作はそんな1.5㎝に縮小したアントマンの活躍を描く、つまりは1.5㎝になったかのようなミクロな世界観を映像で体験することが出来る!!
この世界観がねぇ、非常に新鮮かつ面白い!!カラダがミクロになる映画・・・と言えば【ミクロの決死隊】や【インナースペース】【ミクロキッズ】などが挙げられますが・・・有名どころのタイトルはもはや遠い過去に作られた「昭和の遺産」、2000年代に入ってから「ミクロ」を題材にした「話題作」が実は作られなかった、ゆえに本作は実に何十年ぶりに流行ったネタを再びスクリーンにカムバック!!させた貴重な映画とも言えるかもしれません!!
しかも本作のヴィラン、「イエロージャケット」も同じく1.5㎝になる能力を秘めているワケでありますので(1.5㎝になるのが流行りなの?笑)ヒーロー映画かつてない史上「最少」なバトルが繰り広げられるのであります。
【特徴 その②】
「1.5㎝」を生かした巧みなアイデアとセンス
で、当然観客は縮小したアントマンと「同じ目線」で観ることになるのですが
「1.5㎝」なカラダゆえに直面する様々な危機&逆にそれを活かしたアクション、エンタメ要素があるのも大きな特徴!
CMでも流れている超巨大きかんしゃトーマスの脅威に始まり、排水溝などの穴の中に入れば巨大ネズミに追われ、敵の弾丸だって小さくなればジャンプで避けられる!しかもこのアントマン、縮小するのはなんとカラダ「だけ」であり、スピード、パンチ力、重さなどは「変化しない」のです!!
それがつまりどういうことかと言うと・・・・人の肩の上に乗ってパンチすれば相手は吹っ飛んでしまうのです(笑)
この設定はさすがにチート過ぎでしょう・・・笑と思うのはまだ早い!さらに特殊な装置で働きアリなどの地球上にいる様々な「アリ」だけを自由自在に操ることが出来る・・・
ゆえに本作ではアントマン単独での活躍のほかに、無数のアリとの連携プレー、羽アリの大群で空を飛び、微力の電気を発する種類のアリの力を最大限に使い電気機器を破壊・・・などなど今回アリが超超大活躍するのであります!!
ほかにも当たったものの大きさを縮小、さらには逆に今度は「拡大」することの出来るボムタイプのアイテムが登場し、コイツが後半思わぬ珍プレーを引き起こす展開、先に言った人類の存亡をかけた壮絶な闘いが1.5㎝ サイズで行われるこれまで観たこともないアクションを考えた制作陣の遊び要素も十分垣間見れることが出来ます。
【特徴 その③】
主人公は元泥棒の人生逆転劇?
本作の主人公、アントマンに扮するのは元盗人でとある施設に侵入した罪で仮釈放されたばかりのダメ人間スコット・ラング。しかも妻子持ち。ますますダメ人間である(笑)
妻と離婚しそれでも愛する愛娘に会いに行くも「まず養育費を払ってから出直してコイヤ!!」と家を閉め出され、サーティンワンでバイトするもすぐにクビになる始末・・と絵に描いたような救いようがないダメ親父なんですね~。
そんな男がお金欲しさに盗人仲間から聞いたある「豪邸に眠る金庫」の中身を頂戴する為豪邸に侵入することが後に彼の運命を変えていく・・・・まあそれがきっかけでアントマンになるのですが笑
ダメダメ親父から一転、世界を救うヒーローとして成長し、どん底の人生からアリの如く這いあがっていく男の人生逆転劇が描かれます。
なんかこの主人公が非常に人間臭いというか、元から正義感の強かったワケでもなく、むしろ犯罪に手を染めていた男が、いかにしてヒーローとなっていくのか!!これもまた今までいそうでいなかった、ヒーローで面白かったです。
また主人公スコットを支えるキャラクターにアントマンの生みの親ハンク・ピム(役演じるわマイケル・ダグラスという超大物俳優笑)その他ハンク・ピムの娘、スコットの泥棒仲間でコメディパートの笑3人組など個性豊かなキャラクターが登場します。
余談ですが主人公スコットを演じるのは、コメディ映画などで活躍するポール・ラッドという俳優なのですが・・・
まあ日本での知名度はゼロに等しく、ウィキぺディアも作られていない人ですが笑今作で一気に世界から注目されつつある、「アイアンマン」でトニースタークを演じたロバート・ダウ二イJrの如く「遅咲きスター」として今後日本でも注目される人になるのは間違いなし!?笑
【特徴 その④】
アイデアばかりが先行しちゃった?
「「ミクロ」な世界で繰り広げられるヒーロー映画」という、これまでなかった新しい設定。その他ミクロな設定を生かしたアイデアは非常に面白いものがあります。
が、しかし。少し厳しめな意見を言うと本作で特筆すべき点は実にそれ「だけ」なのが非常に残念な部分でもあります。
ストーリーの展開は実に「普通」。よく言えば可もなく不可もなく、非常に単純かつ把握しやすいのですが、悪く言えば実に「味気がない」。パンチのない平凡な展開で面白みがない。
・・・まあこれは本作に限らずマーベル映画全般に言えることかもしれませんが笑
特に前半から中盤に至るまでの中だるみは少々退屈に感じてしまうところがありますね・・・
まあその代わりヴィランが登場する後半戦から一気に導火線に火がついた如く面白くなるのですが笑
・・・やはりヒーロー映画にはヴィランの存在が大きいんだな~と今回改めて痛感。
ラストの展開も取って付けたような伏線で「あーどうせ助かるんでしょ」的な流れが分かってしまったり、もっと欲を言うならばちっさくなったアントマンを画面いっぱいに映すのではなく、大きくなった日常の世界をもっと描いて欲しかったですね(^^;
「こんなものも大きくなって見えるんだぁー」みたいな、決して体験することの出来ない世界をもっと描いてくれればジェットコースタームービーのような迫力満点な映画になっていたかもしれません。
【総評】
そうそう。アントマンが「アベンジャーズ」の次回作、「(原題)シビル・ウォー」に登場するのはもう確定(むしろその為に本作を作ったと言っても過言ではない)済だからなのか、本作もまあ出るわ出るわアベンジャーズのカメオ出演の嵐(笑)
中にはカメオ以上に出番が多すぎるヤツまで登場し完全に「アベンジャーズ関連作品」として作られた感MAXでございました笑ゆえに「アベンジャーズ」シリーズを知らない人には完全に置いてけぼり状態に陥りますので本作を観る前には是非ともマーベルの過去作を鑑賞することをおススメします(*´з`)
あー、そうそう。毎作恒例
クレジット後も席は立つべからず(笑)
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