2014年/カナダ
監督 デヴィッド・ヒューイット
出演 ジェイソン・モモア
ジーナン・グーゼン
エイドリアン・ホームズほか
どもども~
今日紹介する映画はコレ!
【あらすじ】
外部との連絡を絶った巨大宇宙船に送り込まれた、カイダら若き天才ハッカーたち。システム復旧の任務を開始する彼らだったが、宇宙船の人工知能”アイアム”が突如暴走し、船に閉じ込められてしまう。船内のシステムを支配するアイアムによって、次々に命を落としていくハッカーたち。追いつめられたカイダはプログラム抹消のため電脳空間への侵入を試みるのだが……果たしてアイアムの真の目的とは!?カイダたちは生きて宇宙船を脱出することができるのか!?
【感想】
本日ご紹介致しまする映画は!!
宇宙に浮かぶ謎の巨大輸送船に送り込まれた7人の天才ハッカーたち・・・
そこで繰り広げらえる輸送船の人口知能(AI)VSハッカーとの攻防戦!?
勝つのは人類か!?それともAIか!?
消すか消されるか―――今己の「データ」を欠けた壮絶な闘いが遠いはるか彼方の銀河系のどこかで始まる!!
【ディバグ】!!!
いやー。宇宙空間での「密室」系か。。。。
本作は「CUBE-キューブ‐」のヴィンチェンゾ・ナタリ監督
ではなくてそれを「支える」スタッフ&キャストが作り上げたサバイバルアクション・・・ってナタリさんかと思って借りた私には早くもここで「フ○○ク!!!」とそれが便座の上なら怒りのあまり力み過ぎて切れ痔に一歩前進してしまいそうになりますが
【特徴 その①】
お金・・・足りなかったんでしょうね(笑)
まず驚かされたのはとんでもなく
チープなセット&CG
物語は巨大輸送船に降り立つとこから始まるのですが、基本出てくるのは青白く光る廊下&ワンルームのみという・・・・
余程予算がなかったのであろう。だったら別に宇宙空間でやらんでもどっかそこら辺の小屋とかでもええんちゃう?w
低予算のSF映画もたくさんあるが、出来れば低予算なりの「工夫」を見せてもらいたいところ。ピッカピカの何もないキレイな廊下もそれはそれでいいが、なんだか安っぽいし、そんな近未来風廊下を作るより、「無人の輸送船」の特徴を生かしてどこか廃屋のボロボロな廊下をお借りして撮ったほうがよほどリアル&経費だって浮くというのに・・・まあ監督のこだわりなのかもしれないが。
【特徴 その②】
天才ハッカー(?)VS「AI」
ある組織から宇宙を浮遊しつづける謎の輸送船の「復旧」を任され放たれた男女7人の前科持ち天才ハッカーたち・・・・
とは言っても劇中彼らの「天才」っぷりが垣間見れるシーンが一つもない。
てっきり天才ハッカーVS独自の進化を遂げたAIとの壮絶な頭脳戦のようなものを期待していたのだが・・・
二タを開ければ頭脳素人並の男女が次々AIの張ったワナにいとも容易く落ちていく様を観る・・・という頭脳戦のカケラもないサバイバルホラーである。
皆最後まで己の私欲の為に行動し、協力もせずAIの言動にまんまと騙される真に残念な奴らである。どうやら「疑ってかかる」という言葉を学校で教わらなかったらしい。
これは単にAIが強すぎるのかそれとも彼らがとんだアホォなのか・・・・
【特徴 その③】
密室系サバイバルの醍醐味?
。。。とここまでメッサぼろかすに酷評しているが(笑)
ただそんな極端な性格を持つハッカーたちが、それぞれ同時進行的にAIのワナにハマっていく様は観ていて意外と面白く、一人に固執しない描き方や移動中もセリフ量を増やすなどの工夫(?)で意外とあまり飽きが来なかった。
「密室系」が好きな人ならなおもよし、同じ系統の「CUBE‐キューブ‐」のスタッフが関わっているのでそこいらのZ級密室映画よりかはましなのか?
無人の宇宙船内で繰り広げられるAIによる殺戮はやっぱりそれなりに楽しめて見れてしまう。
本作はこれでも日本で劇場公開された作品であるが、その他後半の謎のバーチャルキル・ビル&最後まで「俺TUEEEEEE」全開のAI・・・てかそのAIの衣装もダッサ!!(笑)なんか途中からウルヴァリン出てくるし!?(笑)ラストも意味不明・・・という過度な期待はご法度な1本である。
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