2015/01/29

ホップ!ステップ!!散歩!!!(笑)【転々】


↑クリックすると音楽がながれるお♪
  

2007年/スタジオジャム
監督 三木聡



どもども~(*´▽`*)


先日期末テスト前日に風邪を拗らせ只今色々絶不調のえだまめでーす(´・ω・`)笑




・・・今日紹介する映画はコレ!!



【あらすじ】

孤独な大学8年生の竹村文哉は、借金84万円の返すアテもないまま返済期限を迎えようとしていた。そんな文哉の前に現われた借金取りの男、福原は、文哉に奇妙な提案を持ちかける。それは、吉祥寺から霞ヶ関まで歩く福原の“東京散歩”に付き合えば、100万円をくれるというのだ。ウマすぎる話に警戒感を抱きながらも、選択の余地のない文哉はその提案を受け入れことに。こうして、むさくるしい男二人は井の頭公園をとぼとぼと出発するのだったが…。




【感想】




本日ご紹介致しますのは!!私えだまめが初見当時からだーい好きな数少ない「邦画」であるコチラ!!!



三木聡×仮面ライダージョー‼‼(笑)で送る、都心ほのぼの(とぼとぼ?)ヒューマンストーリー!!






【転々】!!!

皆さん。えだまめの邦画





















レアですよ?(笑)


この映画はですねぇ~ もうあれこれ3年ぐらい前でしょうか。出会いは・・・そう、一時ハマった「映画で観光しよう!!」という、映画を見て観光気分を味わおうと旅映画のようなものを探していた時に「東京散歩」とサブタイトルのついた本作を偶然手に取ったのがきっかけ・・・(だったような?笑)




本作はあの腹筋崩壊「伝説の深夜ドラマ笑」こと時効警察の三木聡監督×オダギリジョー主演ということもあり、大体本作を一言で言うなれば









「脱力系どーでもいい小ネタ満載のテキトー映画(笑)」


という言葉がしっくりきそうですが(・・・一言かコレ?笑)





【魅力 その①】

ちょっくら外へ散歩しに行こうずら?





本作は大筋はこうです!!



大学8年生(留年してんのかコイツ笑)の青年と、その借金取りのオヤジが





 



とぼとぼ東京を散歩する、ただそれだけ‼‼(笑)





「いやいやぁ~いくらなんでもソンゲバソナぁ~」と思うそこのアナタ









ホントに散歩する「だけ」の映画なのです(笑)





・・・まあなぜ散歩するのか、そこにはきちんとした(?)理由があるっちゃああるのですが・・・




ゆえに本作はそんなどこかだらしない、大学生と借金取りがだらだらベラベラどーでもいい会話をしながら、散歩しながらそれぞれ思い出の地を巡る・・・

(オーギョーチー「愛玉子」というお店のワンシーン)




視聴者はただその過程をひたすら見せられる・・・・という、これはある意味では物凄く退屈なことであり、「なんだこのつまらん映画は!!」と思う方もきっといるはず。




だが、しかし。私はむしろそんな終始ただどーでもいいことを繰り広げながらトボトボ歩き続ける光景そのモノに「癒される」と言いましょうか、実際自分がホントに散歩しているかのような気分にさせてくれるのです。





これはきっと散歩好きか否かで本作の好き嫌いが随分と変わってくるのではないでしょうか?



私はこの映画を観るといつも無償に散歩に出かけたくなる病を患ってしまいます(笑)特に本作で散歩する舞台、詳しくは分りませんが大体上野~霞が関までの道のり(新宿も出るから違うかも?)ですので、神奈川住みの私としては決して行けなくはない場所なので、よく本作の真似事のようなことを東京に行ってよくやったものです(先週もちょっくら行ってきました笑)

(何故写真だけ撮って入店しなかったのか・・笑)




そんな散歩好きには是非見てほしい‼‼きっと本作を見た後外へ繰り出したくなることはもう言うまでもない!?(笑)




【魅力 その②】

脱力系な「笑い」


本作の魅力は他にもございます。



「時効警察」好きならたまらないであろう、「脱力系コメディ」と言いましょうか、決してアメリカンのような「いかにも」笑わせようとしてくる笑いではなく、しずかーに「ふふッ」と笑える笑いのツボはすっごく狭いがそのツボにハマる人にはとことん面白い三木ワールド全開なシュールな笑いが本作でも大健全でございます(笑)



また「時効」ファンにはこれまたたまらない小ネタもあって、遊び心満載な「ユルユル映画」となっております。



ここら辺も先と同様だいぶ人によって評価の分かれ目のような気もするのですが。。。。



ちなみに本作には岩松了ふせえりの「時効」「熱海の~」のコンビが出演しております(あと松重さんもw)







本作でも面白いです(笑)






【魅力 その③】

暗い出来事も要は考え方次第?



そんな脱力系ほのぼのムービー【転々】でございますが・・・・




やっていることは非常にほのぼのなのですが、本作に登場する登場人物達の背景・・・はむしろその真逆に置かれていると言いましょうか、決してほのぼのしていない所にちゅうもーく!!なのであります!!(笑)




オダギリ演じる大学生は幼い頃に親に捨てられた過去を持ち、家族団らんで食事をしたり遊園地に遊びに行った記憶がなく、散歩話を持ちかけた三浦友和演じる借金取りも、そもそも散歩する理由は最愛の妻をこの手で殺害してしまい、霞が関にある警視庁へ自ら自首する為の計画だった



と背景から見るとほのぼのどころかなんだか急にものすごく暗いお話になってしまうのですが・・・笑





つまり決して彼らは幸せものではないのです。しかしながら、ダラダラ散歩しながら、時に無駄知識を披露したり、時に考えさせられるようなことを言ったりしている二人を見てると、どこか、まるで社会の見えない「何か」にいつも追われ、せかせか働いている人とは違って、のほほーんとして、幸せようだなぁ~と思えてしまうのです。



・・・もちろん実際置かれている立場を考えると決してそうとは言えないのですが笑



後半登場するキョンキョンハイボールウぇぇ~いの二人組との「疑似家族」を演じるシーンでは、どこか温かく、また「日曜の夜に食べるカレーはどこか寂しい」とオダギリが感じるセリフがどこか共感してしまったり、「幸せはやってじんわりきて、不幸ははっきりとやってくる」(・・だったけな?笑)という、脱力系の中でも、時にハッと気づかされるような、そんないい言葉、セリフが本作に込められてるのもいいですねぇ~(*´з`)



特に先日テストに遅刻してそのうえテスト中に腹を壊すという最悪な状況(笑)になった時にふと思いだした







柿が落っこちて顔と服にべっちゃりついて「ありえないよ‼‼(泣)」と嘆くオダギリに







「こういうことから人生いい方に転がったりするんだよぉ~」



ってセリフになんだか助けられました(笑)






ちなみに公式サイトに行けばお散歩コースを把握することが出来ますので、本作鑑賞後にロケ地巡りなる「お散歩」をしてみるのもいいかもしれません♪(但し関東民に限り笑)







さあ、アナタもこの映画を観て、レッツ ゴー サンポー!!!(笑)








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